01.オールオン4とは

i オールオン4治療法の概要

オールオン４とはポルトガルの歯科医師であるDr. Paulo Maloが考案した治療方法で、歯が全くない（無歯顎）あるいは歯周病などで多く歯を抜かなくてはいけない患者さんに対して、骨移植（骨造成）を行わず４本のインプラントで固定性の義歯を装着する治療法です。マルオ歯科のオールオン４治療は、抜歯した当日にインプラントを埋入し（抜歯即時埋入）、同時に固定性の仮歯を装着すること（即時荷重・即時修復）が可能です。

03.オールオン4が適している患者様

05.オールオン4の治療の流れ

1. 初診

   ・各種検査、カウンセリング
   ・治療計画、クリティカルパスや同意書の説明

2. 2回目

   ・オールオン4手術
   ・仮歯の装着

3. 3回目

   ・抜糸、消毒、仮歯のチェック

4. 4回目

   ・仮歯の調整

5. 5〜７回目

   ・最終的なジルコニア義歯の型取り、装着

6. メインテナンス

   ・メインテナンス

07.術後のフォローアップ

• ●術後の腫れや痛みは個人差がありますが、5〜7日間程度続くことがあります。痛みに関しては、痛み止めを服用していただきますので、ご安心ください。


• ●人によっては内出血することがあり、口の周りに青あざができることがあります。１週間前後で消失します。


• ●手術当時に歯が入りますが、あくまで見た目のための仮歯であり、その日から何でも噛めるというものではありません。術後２週間〜１ヶ月はできるだけ柔らかい食べ物を召し上がっていただきます。


• ●術後１週間は運動やお酒などは控えていただきます。旅行や人前で話す機会なども避けるようにしてください。

09.治療費とお支払い方法

■上顎または下顎で骨の造成が必要なく、4本で修復が可能な場合

11.実際の症例

13.よくある質問（FAQ）

Q.オールオン4治療はどのくらい長持ちしますか？

オールオン4治療によって装着されるインプラントは、適切なケアと定期的なメンテナンスを行うことで、多くの場合、生涯持続することが可能です。ただし、上部構造（歯）の耐用年数は、使用する材料や患者様の口腔衛生状態によって異なりますが、通常は10年から15年程度とされています。

Q.オールオン4治療は痛いですか？

オールオン4治療は、静脈内鎮静麻酔の下で行われますので、手術中の痛みはほとんどありません。手術後には、若干の腫れや不快感が生じる場合がありますが、これは通常、処方される鎮痛剤で管理することができます。

Q.オールオン4治療は術後すぐに噛めるようになりますか？

手術当日に装着する仮歯は、あくまで見た目を回復することが目的であり、しっかり噛むのはインプラントと骨がしっかりと結合する２ヶ月後からとなります。それまでは、できるだけ柔らかいものを召し上がっていただくことを推奨しています。

Q.手術後は仕事ができますか？

手術後5〜7日程度は腫れや痛み、人によっては内出血が口の周りに出ることがあります。マスクをしてデスクワークくらいであれば、翌日から可能です。人前で話す、旅行に行く、身体に負荷のある仕事をする、などはできれば２週間以降から再開するようにしてください。